賃貸でもOK!オススメの補助ロック
玄関のドアに鍵はいくつありますか?1つしかない場合は泥棒に狙われやすくなるかもしれません。
鍵が1つであっても、壊しにくく、ピッキングが出来ないディンプルキーなら安心かもしれませんが、ギザギザの鍵の場合はピッキングされる可能性があるので危険です。
ピッキングだけではない!サムターン回しが危険!
脅かすようですが、空き巣の手口はピッキングだけではありません。サムターン回しという玄関内側のツマミを回す手口があり、こちらは鍵穴の対策だけでなく内側のツマミにも対策が必要になるものです。警視庁ではドリルを使って穴をあけ、そこから工具をさしこんで内側のツマミをあけるサムターン回しに認知件数を公開しています。が、ドリルを使わず、玄関ドアの覗き窓やドアの隙間から針金をいれて開けるサムターン回しはカウントされません。あとが残らないので、施錠忘れと勘違いされるケースも多いでしょう。
鍵が2つあると狙われにくい
サムターン回しは鍵が2つあると時間がかかるため、2つの鍵がある家は狙われにくくなるのです。サムターン回し以外にも、とにかく時間がかかると思わせられれば、被害に遭う可能性が少なくなります。
ぜひ家の鍵は2つ、補助ロックの取り付けがおすすめです。
と、簡単にすすめてみたものの、鍵をもう一つ取り付けることは思ったより費用がかかってしまうものです。
鍵を取り付ける費用はどれぐらい?
まずは玄関に穴をあけます。この時点で賃貸では管理会社の許可なく玄関ドアに傷をつけることになるのでまず難しいです。加えて鍵を取り付けるためには新しい鍵の用意が必要です。新しい鍵はディンプルキーを選んだとして、取り付けを業者に依頼すると、2万円~3万円はかかります。
防犯も大事ですが、パッと取り入れられる価格ではありませんね。
そこで賃貸でも扉に傷をつけず取り入れられるもの、また価格も安い補助ロックをご紹介します。
ドアに挟むだけの後付け補助ロック
いくつか後付けの補助ロックを探しましたが、こちらのノムラテックの第二のロックがいいのではないかと思いました。
この鍵がいいと思った理由は、3点あります。
まず賃貸でも可能なドアに挟むだけの取り付け方法でとても簡単に感じたこと。だいたいのしっかりとした錠前はドアに穴をあけます。賃貸ではこの点がクリアできないため、ドアに傷をつけないことが最低条件となります。
次に、ダイヤル式の鍵のため2個目の鍵を持たなくていいということ。鍵穴式のものもありましたが、違う鍵を2個持つのが面倒に感じ、また家族が多いと合鍵を増やさなくてはなりません。番号を共有するだけで開けられるのは、利便性が高いと感じました。
次に、ダイヤルの番号を変更できるということ。番号を合わせているところを来客に見られてしまう可能性もあります。子供がお友達に話してしまうこともあります。いつでも番号を変更できることはもしもの時に便利だと思いました。
デメリットも考慮したうえで取り入れたい
しっかりとドアを貫通する錠前と比べると、バールで引きはがそうとしたらどうなのかなーとも思うのですが、そこまでやる空き巣は少なく、相当金品があると見込んだ家でなければ、大丈夫かと思いました。
また我が家は賃貸で、この鍵を取り入れようと思った理由がほかにもあります。
特殊なケースなのかもしれませんが、入居の際に鍵が入れ替え制であったこと。
どうみても新しい鍵穴には見えないので大家さんに聞いたところ、ストックしている鍵穴と交換するシステムになっているので大丈夫ですと説明されました。
それってつまり、以前は201号室の鍵穴だったものが101号室へ取り付けられ、301号室が退去した場合は以前の101号室の鍵へ交換しているということです。退居した人が持っていた合鍵をどこかしらの鍵穴にさしたら開いてしまう・・・ということではないでしょうか。
そんなものは全然安心できませんので、今回補助ロックを取り付けるという自己防衛を行いました。
みなさんも不安な場合は賃貸でも安心の補助ロックを取り付けてみてはいかがでしょう。